『リーチ』だけで覚える麻雀ルール【初心者向け】

みなさんは、麻雀をやったことありますか?

興味はあっても、麻雀には細かいルールがいろいろあって、複雑そうでとっつきにくいという方も多いと思います。
しかし、麻雀は「ルールを覚えるだけで勝てるようになる」ゲームです。
野球はルールを覚えてもすぐにホームランは打てませんし、豪速球は投げられません。
囲碁や将棋だって、ルールを覚えただけでは有段者とはまともに勝負することすらできません。
麻雀は、ルールさえ覚えれば、麻雀歴の長いプレイヤーとも対等に勝負をすることができるのです。

『リーチ』さえ覚えれば、それは麻雀の世界では、超攻撃的なホームランにも、相手に攻撃のスキを与えない豪速球にもなりうるんです。

ここでは、「これを覚えれば麻雀ルールはカンペキ!」という要素をシンプルにまとめました。
このページを読み終わった後、あなたは、いわゆる麻雀プロとも対等に戦えて、勝てるようになります。
実はそれだけとっつきやすいのが、麻雀というゲームなのです。

麻雀ルールの基礎知識

麻雀は、基本4人でやる対戦ゲームです。麻雀牌には36種類があって、それぞれ同種4枚ずつ、全136枚をゲームで使います。
136枚は牌山として2段ずつ並べられ、そこから1人13枚を手牌として取り、自分の手番が来るたびに牌山から1枚ずつ取って、役となる14枚を完成させたプレイヤーが勝利します。これを和了(ホーラ/アガリ)といいます。

ルールを覚えるにあたって、まず麻雀牌にはどんなものがあるかを覚えましょう。
数牌(スウハイ)
麻雀では中国語読みで、123456789を「イー・リャン・サン・スー・ウー・ロー・チー・パー・キュー」と読みます。
マンズ、ピンズ、ソーズはそれぞれに互換性がなく、マンズはマンズだけ、ピンズはピンズだけ、ソーズはソーズだけでメンツとして組み合わせることができます。
一萬二筒三索などではメンツにならないということです。
萬子(マンズ、1から9の9種類)
筒子(ピンズ、1から9の9種類)
索子(ソーズ、1から9の9種類)
字牌(ジハイ)
字牌は全く同じ種類の3枚が1組でメンツになります。
東西南、白發中、南南北、白中中などではメンツにならず、必ず東東東、西西西、南南南という形でメンツになります。
風牌(カゼハイ/フォンパイ、4種類)
方角を表す単語ですが、麻雀においては「東西南北」ではなく「東南西北(トン・ナン・シャー・ペー)」です。
「自風(ジカゼ)」「場風(バカゼ)」を表す言葉でもあります。
自風とはそれを3つ集めると一翻役になる風牌のことです。
場風は、何回戦目かを表す言葉です。例えば、東1局が1回戦1ゲーム目、南3局が2回戦3ゲーム目ということです。
東は自風の場合、アガリ得点にボーナスが付き、あがられた場合のペナルティも大きい重要な風です。
東南西北
三元牌(サンゲンパイ、3種類)
白發中

4面子1雀頭(4メンツ1ジャントウ)

アガリの形は、4面子1雀頭(4メンツ1ジャントウ)と呼びます。
メンツとは3枚を1組にしたもので、ジャントウとは全く同じ種類の牌を2枚1組にしたものであり、必ず同種2枚でなくてはならず、
一萬二萬とか東南などではダメです。一萬一萬、南南などならOKです。
つまり、3枚の組み合わせを4つ、同種2枚の組み合わせを1つ、合計14枚を自分の手番の時点でアガリの形にするのが麻雀です。

一翻縛りルール

麻雀の役にはランクがあって、「翻(ハン/ファン)」といいます。単純に4メンツ1ジャントウであればいいのではなく、
その中に「一翻以上」の役が含まれていないといけないという縛りルールがあります。
4メンツ1ジャントウをつくる上では一番つくりやすくて、それでいて高得点になる可能性も高く、これ自体が「一翻」が付く役でもある、それが『リーチ』なのです。

最強の役、『リーチ』

1度も「鳴き」を使わず手牌をあと1枚であがれる、という状態にすることを「門前聴牌(メンゼンテンパイ)」といいますが、この時に、
自分の点数を1000点支払って勢いよく「『リーチ』!」と発声することで、『リーチ』をかけることができます。
あと1枚の牌を自分で引くか、他のプレイヤーが捨てた牌が、あがれるまであと1枚の牌だった場合、あがることができます(他人の捨て牌であがることを「ロン」といいます)。
『リーチ』はあと1枚の待ちを変えて別の牌を捨てることもできないので、余計なことを考えなくて良いのも初心者に向いています。

『リーチ』においては「鳴き」を使っていないことが条件なので、「鳴く」のが何のことか分からない、という方は、すっぱりと忘れて『リーチ』のことだけ考えてください。
ネット麻雀であれば、「ポン」「チー」「カン」のボタンが表示されても押さないでください。「鳴く」のは『リーチ』を覚えてからの方が良いです。
「鳴く」戦略に関しては、別に記事をアップ予定です。

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