市販の花粉症対策をまとめてみました。【飲み薬、点鼻薬、目薬】

春になると、花粉症がつらいですよね。
花粉症はQOL(Quolity of Life,生活の質と仕事効率)の低下を招きます。
花粉症を気にせずすごせるような花粉症対策の市販薬を、入手しやすさと安全性、価格を考えて厳選したアイテムをまとめてみました。

必要な情報だけを載せたので、ここに書いてない薬を服用すると、効果がないばかりか、副作用で大変なことになるので、まずは当記事の製品を試してみてください。
当記事の執筆者の実体験に基づいているので安全性は高いですが、もちろん自己責任で苦情は受け付けませんので個人の見解、参考程度にお願いします。
(つまり、第一世代であるとか、副作用の詳細などの情報は入れていません)

飲み薬

花粉症の飲み薬は鼻水を止めるのが主な役割です。花粉が飛散を始める2月ごろから服用するのが良いとされています。また、5月か6月ごろまで花粉の飛散がおさまるまで毎日欠かさず飲み続ける必要があります。

飲み薬の主な成分は、種類によってたくさんありますが、厳選するなら2つだけ。
花粉症薬界のきのこ・たけのことでもいうべき、エピナスチンフェキソフェナジンです。
それぞれの効果と特徴は以下のとおりです。

エピナスチン
有名なのは「アレジオン」。少しお高めなので、「エピナスチン」の名を冠したジェネリックがいくつか販売されていますのでそちらで。
・1日1回服用で24時間効く
・就寝前、空腹時に服用

フェキソフェナジン
有名なのは「アレルビ」。フェキソフェナジン配合薬の中では安いので、フェキソフェナジン配合のものを選ぶなら「アレルビ」でよいと思います。
・1日2回(朝夕)服用
・服用タイミングは食前食後問わない

この2つは、効果や特徴があまり変わりません。
眠気が出にくいのも同じ、1日の服用回数は違いますが効果の強さはほぼ同じです。

個人的には(どちらを選べばよいか)
エピナスチンが1日1回、就寝前ときっちり服用タイミングが決まっているので便利です。ただ、エピナスチンではなんとなく日中に効果が切れるな…と感じるなら、1日2回服用タイミングが選べるフェキソフェナジンがよいかもしれません。

フェキソフェナジンは朝出かける前までにまず1回服用し、常に携帯しておいて、日中から夕方や夜に帰宅するまでにひどくなるようならもう1回服用するというのが効率良いです。
日中2回目服用するまでもない時は、就寝前に服用しておきましょう。花粉症薬は、症状が出なければ服用しなくてよいものではなく、シーズン中は指示に従って服用し続けないと、完全に根治していない場合は症状がぶり返します。

点鼻薬

フルナーゼ点鼻薬
点鼻薬に関してはまずこれ一択。安くて適当な物を選ぶと、症状が今よりひどくなるなど、取り返しのつかないことになりかねません。
ステロイド点鼻薬の中では比較的安全性の高いこちらを試してみましょう。
こちらでだめなら耳鼻科へ行くのが安心です。

点鼻薬はたくさんの種類がありますが、実はまともなのはほとんどありません。商品名は出しませんが、有名なものの中には、依存性が高い上に、2~3時間しか効果がなく、効果が切れると余計に鼻水が止まらなくなるなど、本末転倒なものもあるので注意しましょう。ステロイド点鼻薬は安全ですが効果が3日ほどかかるらしく、血管収縮剤が入ったもの、即効性の高いものは依存性や副作用が強いので要注意です。個人的にはこのフルナーゼは即日効果があったようで、1,2回使用したら、鼻のムズムズが気にならないほどになり、花粉症であることを忘れるくらい通っていました。

目薬

アイリスCL-Iネオ
一般的な目薬は1本使い切るには意外と量が多く、実は開けてから1か月くらいで使用期限が切れるそうです。成分が腐敗した目薬で逆に目が悪くなれば、最悪の場合失明してしまう可能性もあり大変です。
コチラの目薬であれば、1本1本が未開封で、1回の使用で1本使い切りサイズなので安心です。一応使用期限が決まっており、2~3年くらいは持つので、それまでにひと箱使い切ってしまいましょう。
この目薬の成分自体は塩化ナトリウム、塩化カリウムが含まれた「人工涙液」で、これは涙の成分に限りなく近いものになっています。だいぶ刺激の弱い目薬となっているので、効き目は弱いかもしれませんが安全性はとても高いです。
「自然と眼にうるおいをもたらす」という効能は目薬の中でも一番です。1日3~6回となっていますが、刺激がそこまで強くなく、副作用の可能性も低いので、目の調子が悪いなーと思ったら気軽に使えるのもいいですね。目薬自体が涙の成分なので、花粉症の時期でなくても、なんだか目がかゆい、目が乾く、などと思ったら普段使いで気にせず使えます。

まとめ

花粉症飛散時期になったらまずはエスピナチンを飲み、鼻がムズムズしたらフルナーゼ点鼻薬、目がかゆければアイリスCL-Iネオ。通院せずに済むならこれでカンペキです。
ただ、市販薬はお手軽に買えて楽ですが、耳鼻科にかかる
方が安全で、かつ効果の高いお薬を処方していただけるので結果的には効率がよかったりします。
症状がいつまでもよくならない場合は、自己判断で市販薬に頼りすぎるのではなく、お医者様にまかせるのが良いでしょう。

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