おすすめデスクトップPCのえらびかた【ゲーミングPC】

この記事は、オンラインゲームが遊べる「ゲーミングPC」のえらびかたを取り扱っています。
まず大前提として、1台のパソコンで10年は使うことを目標にします。

パソコンの種類は大きく分けて「デスクトップ」と「ノート」の2つがありますが、単純なパーツ性能でいえば「デスクトップ」が高性能で、電源つけっぱなしで長時間使っても放熱性が高く、故障しにくくておすすめです。どうしても持ち運んで使いたいという理由がなければ、「デスクトップ」を選ぶのが無難でしょう。
この記事でも、「デスクトップ」のみにしぼっておすすめのえらびかたを紹介します。

パソコンのえらびかたが何も分からないなら、「BTOパソコン」を選ぶのが良いです。
パソコンは動かすのに必要なパーツを組み合わせて使うものです。組み立ては動かせるパーツを用意できれば自作もできますが、自作が不安なら、BTOがリスクなくパソコンの性能を引き出せます。
BTOとは、Build to Orderの略で、日本語で訳すなら「受注生産」のことです。パソコンのパーツを大まかに選んでもらって、組み立てもBTOメーカーにお願いして注文する購入方法です。多少はユーザーの好みで「カスタマイズ」(パーツの追加や変更)することができます。

この記事でおすすめしたいのは「ドスパラ」さんのゲーミングPC「GARELLIA(ガレリア)」という機種。ドスパラさんはゲーミングPC業界の中でも老舗で、今でも人気ナンバーワンのBTOメーカーです。ゲーミングPCはその構成上とても高性能で、ネットサーフィン、動画視聴はもちろん、オンラインゲームもサクサク遊ぶことができます。この「ガレリア」の中でえらびかたを解説します。

「ドスパラ」という名前はもしかしたら聞いたことがないかもしれません。
大手メーカー製、例えばSONYさん、富士通さん、NECさん、などなど、有名なパソコンメーカーはたくさんあり、この中で選びたい、という意見もあるかもしれません。
しかしいわゆる「大手メーカー製」はおすすめしません。
初心者向けなのですが、パソコン選びにおいては「初心者向け」であることがアダになっているのです。使いもしないようなアプリが最初からたくさん入っていて、それは無料ではなく、そのために機種代金が底上げされています。その分、パーツの性能は抑えられているので、語弊を覚悟でいえば低性能で高額なパソコンになってしまっています。かくいう自分(筆者)も最初の数台は上記に挙げたような「大手メーカー製」だったのですが、まったく使っていないソフトがありながら故障して次のパソコンに買い替える、ということを何度か繰り返して、BTOパソコンにたどりつきました。BTOパソコンは、誇張なしで10年戦えます。もちろんパーツ構成を全く変えないわけではなく、10年のうちで多少は性能が落ちてくる時期があるので、一部だけパーツを交換することもあります。簡単にパーツ交換できるカスタマイズ性も、BTOパソコンの強みです。「大手メーカー製」はパーツ交換の余地がないものが多く、故障したら完全に買い替えの可能性が高いです。

パソコン、特にゲーム用パソコンを選ぶにあたって最重要視したいのは、「オンラインFPSゲームや、高い3D性能を要求するゲームで遊ぶかどうか」。オンラインFPSとは、PUBGとかフォートナイト、APEXといったタイトルですね。こういうゲームを将来プレイしない、ということが分かっているのなら、多少性能を落としても大丈夫です。パソコンは「パーツが高性能なほど値段も高い」ので、やりたいことに比べて高性能なパーツが必要ないなら、高額なパソコンを買う必要はありません。「予算」と「使用目的」を明確にして、選ぶようにしましょう。

CPU

ゲーミングPCでまず見るべきは「CPU」。人間でいえば脳みそにあたる部分で、これがないと絶対に動きません。性能が良ければ全体の処理速度も上がります。
Windowsは「旧世代のCPUはサポートを保証しない」という方針で、何年も前のパソコンだと最新アップデートで快適に動作しなくなる可能性があります。なのでCPUは新しいほど寿命が長く、おすすめです。

ドスパラさんのホームページから、ゲーミングPC、ゲーミングデスクトップ、ラインアップとたどって見てみましょう。

ズバリシンプルに結論からいいます。
総合的に見ておすすめのCPUは「Intel Core i7」シリーズで、2022年現在、最新は「第11世代」なので「Intel Core i7 11700」ということになります。

値段も何も考えずに一番高性能なゲーミングPCがほしい!というなら、表内の一番右上の構成が一番高性能です。例でいえばCPUはCore i9、グラフィックボードはRTX3090。ただ、何も分からず、40万円超えのパソコンに簡単に手が出せることも少ないでしょう。特にパソコンは、やりたいことと性能のバランスに優れたコストパフォーマンスの良いものを選ぶことが重要です。
安いのは性能の低いCore i5ですが、10年使うことを考えれば低性能のパーツを使う理由はありませんね。
CPUの性能が高いとオンラインゲームのライブ配信や、デュアルモニターも快適にできるようになります。がっつりオンラインゲームで配信するような使い方なら、できるだけ高性能にしておくと後悔しません。

グラフィックボード

多くのCPUはグラフィック機能もありますが、画像処理までCPUにさせると処理が追いつかなくなってオーバーヒートしたりするので、グラフィック機能をまかせるのが「グラフィックボード」です。GPUとも呼ばれます。
高性能なグラフィックボードは3Dゲームの処理性能を上げます。高画質で、カクカクすることなく動きます。

おすすめのグラフィックボードは「NVIDIA GeForce RTX 30XX」シリーズで、これは意見が分かれるところです。
種類としては「RTX3060」「RTX3070」「RTX3080」「RTX3090」があり、これはモニターの性能に依存します。
現在主流のモニターには解像度をもとにした「フルHD」「WQHD」「4K」などがあり、人気なのはフルHD、一段上の画質を求めるならWQHD、大型モニターを使用するなら4Kとなります。
高画質を求めるなら、グラフィックボードはRTX30XXシリーズ、そしてそれぞれの解像度に対応したモニターを購入しましょう。
個人的な見解はフルHDで十分です。

もしもあなたがプロゲーマーを目指すなら、実はe-Sportsは「フルHDで24インチのモニター」を使用するため、そこまで高解像度大型モニターは必要ありません。画質を捨てて処理速度(フレームレート)を極限まで上げるため、「CPU」と「グラフィックボード」はできる限り最高級のものを用意する必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA